東京ディズニーランド はますます興味深くなり、人々の関心を集めています。
中でも「ビッグ5」と呼ばれるミッキーマウス、ミニーマウス、ドナルドダック、グーフィー、プルートはメイン・キャラクターとして別格の扱いです。ディズニーランドといえばディズニーの主だったキャラクターが大抵登場し、来園者を愉しませてくれますよね。ディズニーが徹底しているのは、キャラクターを演じるキャストやその他のキャストにも、秘密厳守を義務付けていることです。それなので、1990年に来場した当時の海部俊樹首相が、帰り際「ミッキーやミニーの中にいる人たちも本当にご苦労様でした」とスピーチしてしまい、広報のキャストを困らせた、というエピソードが残っています。
パレードやショーでもほぼ必ず登場しますよね。現在最も新しいディズニーランドは香港ディズニーランド・リゾートで、世界にはディズニーのテーマリゾートが5つありますが、運営会社にディズニーが全く出資していないのは、東京ディズニーランドのある東京ディズニー・リゾートを運営しているオリエンタルランドだけです。それでリスクの軽減を期待して、ディズニーによる直接経営を避けたというわけです。そこで京成電鉄、三井不動産、朝日土地興業(当時三井不動産に吸収合併)を主要株主とする株式会社オリエンタルランド(OLC)が、ディズニーとライセンス契約を結び、施設を所有運営することになりました。
東京ディズニーランドの建設がまだ計画段階であった当時、現ウォルト・ディズニー・カンパニー(当時のウォルト・ディズニー・プロダクション)は、EPCOT Center(現EPCOTフロリダ州オーランド)の設計・建設の真っ最中だったのと、海外投資は初、ということで東京ディズニーランドには積極的ではありませんでした。パークの設計はディズニー側が行い、版権や運営の指導、クオリティ管理も行いましたが、その費用は全部OLCが負担しています。1984年にディズニーでは企業買収騒動も起こし、経営陣が入れ替わるといった「お家騒動」もありましたが、細かな見直しはあるものの、現在までこの方式は一貫しています。
最近はビッグ5にデイジーダック、チップとデールも入れて、「ビッグ8」と呼ばれているようです。ミッキーはあくまでミッキーであり、誰かが中に入って演じている、ということを、意識させないように徹底しているのです。在職中はもちろん、退社後もTDRのキャラクターをしていたことを外部の人間に漏らさない、という機密保持契約をOLCと交わさなくてはなりません。
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